千葉大学大学院医学研究院放射線医学教室の旧ホームページ

神経放射線ワークショップ

2013年07月15日 | 学会・研究会

 

この度、神経放射線ワークショップ(以下ワークショップ)へ行く機会をいただきました。

ワークショップは症例検討形式の発表で、つまりはほぼフィルムリーディングセッションということになります。当てられるのが怖く、おいそれと行けないなぁと思っていたのですが、上級医の「専門医前は当てられないと思う」という言葉にほいほい付いていくことにしました。

今回は香川。うどんも楽しみに参加です。

飛行機に乗って高松空港に到着です。空港の荷物受け取りのコンベアの上にはうどんのフィギュアが…流石うどん県です。ここから宿まではバスが出ます。宿はことひら温泉の温泉旅館です。この時はゆったりとした温泉ライフで、勉強もできると楽しみにしていたのです。バスの中で「前回初期研修医が当てられて大変そうだったよね…」「当てられるとわかっていたら来なかったよ」との無視できない話が…。不安は増すばかりです。

会場に到着し、受付を済ませますと、にこやかに「先生、症例当たっていますのでよろしくお願いします」とのこと。…予感的中です。「あ、そうですか」と平静を装うのが精一杯です。嘘つきー、横◯先生ー!

症例は途方にくれてしまうような難しいものが多くあるなか、SAPHO症候群やextramedullary hematopoiesisなどは自分でもわかり、嬉しくなりました。かと言って知らないものは知らず、早々に諦めてしまう自分を尻目に、皆さんかなり考え込んでいました。専門の先生にとっても難しい症例ばかりなんだと逆にホッとしたりしました。

自分の当てられた症例はhereditary diffuse leukoencephalopathy with (axonal) spheroidsでした。聞いたこともなかったのですが、悩んでいると天の声が降りてきて、無事正解することができました。完全に棚ぼたです、はい。発表の当日朝にこんぴらさんにもお参りして頑張って発表に臨みましたのですが、緊張して何を話したのかよく覚えていない始末です。専門の先生の前で発表するのは特に厳しいです。とりあえず正解のうちわもゲットです。

2日目の懇親会では、踊りのレクリエーションが…。前回の北九州の神経放射線の時といい、neuroradiologistは踊る傾向があるようです。次回のワークショップは京都とのことで、次回はきっと舞妓さんが登場するのが目に浮かびます。Dancing neuroradiologistを見たい方は是非参加してみてはいかがでしょうか。

終わった後は香川観光です。うどん屋を3軒めぐり、瀬戸大橋を車で走り、そして締めにラーメン。きちんと香川を堪能して帰って来ました。

次回…当てられないなら是非とも参加したいです。

戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このページのTOPへ