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2013 ESTRO 参加記

2013年12月11日 | 学会・研究会

 

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ASTRO参加組に遅れること1週間、9月27日から10月1日の期間に開催されたEuropean Cancer Congressに、ポスター発表する原田倫太郎先生に連れられて参加して参りました。European Cancer Congressは2年毎に、ECCO,ESMO,ESTROが共同開催しており、今年はオランダ最大の都市AMSTERDAMで行われました。

共同開催ということもあり、会場は非常に広く、特にメイン会場は日本でいう大会場が4,5個ほど横に連なった広さで、海外学会の規模の大きさをまざまざと見せつけられました。
講演内容を見ると乳癌や大腸癌の話題が多く、おそらくESTRO単独の時とは印象もだいぶ異なるのだと思います。Radiationのところだけに限ると、比較的見慣れたtopicが多く、語学力のない私でもついていけるものもありました。
展示ブースでは、やはり国内学会と比較するとお金のかけ方が違い、中でも勢いのある企業は一目瞭然で、セタキシマブのブースが中央の一番広いスペースを陣取り賑わっていたのがとても印象的でした。また、妙に質の高いfree drinkやsweetが充実していたのも目に付きました。

一方、学会の合間には見聞を広めるべく、風車見物半日ツアーや運河クルーズのほか、電車で3時間程度で行かれる隣国ベルギーのブリュッセルやブルージュにも足を延ばし、本場のワッフルやビールに舌鼓を打って参りました。個人的には、世界屈指のオーケストラであるロイヤル・コンセツトヘボウ管弦楽団をその本拠地で聴くことができたことも忘れられません。
今回のECCは私にとって初の海外学会であり、非常に貴重な経験をさせて頂きました。男二人旅をして下さった原田先生をはじめ諸先生方に心より感謝申し上げます。2年後2015年のECCは音楽の都VIENNAでの開催となっており、機会があればまたぜひ参加したいと考えております。そのためにも日々の研究にもしっかり取り組んでいきたいと思っております。

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