千葉大学大学院医学研究院放射線医学教室の旧ホームページ

第44回日本IVR学会総会

2015年07月02日 | 学会・研究会

 

時間が経ってしまいましたが、去る5月28日-30日に宮崎で行われた第44回日本IVR学会総会・第12回国際IVRシンポジウム・第4回アジア太平洋インターベンショナルオンコロジー学会・第33回日本Metalic Stnets & Grafts 研究会に参加しました。

今年は3年に1度行われる国際学会で、スライド・発表は英語が基準でした。そのため一部わかりづらかった部分がありますが(自分の拙い英語力のせいです)、海外からのゲストを招いてのシンポジウムが多く、国内外のtopicsが比較でき、勉強になりました。

自分の発表は慢性腸管虚血(上腸間膜動脈閉塞症)をステント留置で治療した症例(ポスター発表)でした。同じ疾患をやはりステント留置で治療した発表があり、deviceの選択・アプローチの仕方・ステント径の決定方法などは今後の参考にさせて頂きます。

hands-on workshopはどれも実践的な内容でした。特に異物回収は自分にとって経験が乏しい手技で、数種類の回収deviceを使用・比較できて良かったです。機器展示で最も印象に残っているのは、手元で先端形状を操作できる(曲がりを変えられる)ステアリングマイクロカテーテルです。ぜひ使用してみたいと思います。

最後に、せっかく宮崎まで行ってきたのにほとんど鉄道に乗れなかったことだけは残念でした。日南線に乗って志布志に行きたかったなあ・・・

戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このページのTOPへ