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第48回日本医学放射線学会秋季臨床大会

2012年10月07日 | 学会・研究会

 

9月28日から30日の3日間にわたって、九州は長崎にて開催されました第48回日本医学放射線学会秋季臨床大会に参加してきました。医局からは本折先 生、横田先生、武田先生、私の4名が参加いたしました。大会期間中は2日半のあいだびっちりと教育講演/リフレッシャーコース/研修医セミナーといった学 習プログラムが用意されており、イメージインタープリテーションセッションもあり、さらに胸部放射線研究会、頭頸部放射線研究会、救急放射線研究会が併せ て開催され、盛りだくさんで、頭がいっぱいになりました。あわせて、ちゃんぽんやら皿うどんやら、海の幸でお腹もいっぱいです。ごちそうさまでした。

風光明媚な街長崎は、長崎港に流れ込む川沿いのわずかな平地に街が作られており、このため出島などの主要な観光スポットに市電に乗ればすぐにたどり着いてし まう距離感で、学会の合間も暇なく過ごしました。特に開催場所の長崎ブリックホールから市電で1駅のところにある原爆資料館を訪れる機会を得られたのは貴 重でした。放射線科も原爆も、歴史の根っこをたどればレントゲン博士にたどりつくというのは一介の放射線科医として考えさせられるものがありました。放射 線史上最大の汚点とも言える、67年前の悲劇に思いを馳せた午後のひとときでした。
大型で強い台風が迫る中開催された今回の大会。夜の懇親会は、 元来、あのグラバー園で開催される予定で、チケットも配布されましたが、天候を鑑みて急遽そのお隣のANAクラウンプラザホテルに変更になりました。沼津 市立病院の藤本先生とご一緒し、あの筑波大学南教授の有り難いお話も直に拝聴させていただき、懇親会冥利につきました。幸いな事に台風は進路をそれていた ため懇親会後は、余ったチケットを使って夜のグラバー園に皆で繰り出しました。居合わせた観光客の方はまさか、この閉園間際のグラバー園の静寂を破って大量に現れたほろ酔い集団が、Radiologistsとは夢にも思わなかったのではないでしょうか。

最後になりましたが、出張に送り出していただいた、医局の皆様には大変感謝いたしております。この場を借りて御礼申し上げます。得られた知識を少しでも還元すべく頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

 

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